ドール関連のブログです。
現在TinyFairy("Tommy"&"Robin")と幼SD("カノン"&"リン")、SDGr夢天使 ウナ Sweet Dream Ver.&SD(F-35&リーゼロッテ2nd)とLUTSのBLANCHET(Junior Delf Body BOY Type)とSenior Delf 2009 SUMMER EVENT Headと恋月姫フィギュア2体がおります。
ドールアイのみの写真や、ウィッグをつけていないドールの写真などありますので、苦手な方は気をつけてください。
放置気味になるかと思いますが、興味のある方は覗いてみてください。
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ガラスだまには憧れの宝石がありました。
ずっとずっと探し続けて、求め続けて、それでも手に入れることは難しいだろうと思われる、高嶺の花のその宝石。
ガラスだまの元にあるのは、その宝石の写真のみ。
毎日飽かずに眺めては溜息をおとします。
……もしもこの宝石が手に入ったなら、と。
ある時、思わぬ事にその宝石と出会う機会を得ます。
しかし視界に入るその宝石を食い入るように見つつ、ガラスだまは悩みます。
果たしてその宝石を手にするだけの値が、自分にはあるのだろうか、と。
ガラスだまの手には、手作りの不恰好な宝石箱。
どう考えても、あの宝石にこの宝石箱は不釣合いです。
声をかけても断られるのが関の山。
でも……と悩むうちに、その宝石が視界から消えそうになります。
「待って!!!」
……と、ガラスだまは思わず声を張り上げていました。
その宝石はガラスだまの声に振り返ります。
声をかけたほうのガラスだまは、どうしてよいのか分からず、ただあたふたとするばかり。
その宝石はガラスだまのほうに歩み寄ってきました。
ガラスだまはどうしてよいか分からず、もうやぶれかぶれで自分の手の中にある宝石箱をさしだし、
「ぼ、僕の宝石箱に入ってもらえませんか!?」
そう勢いよく尋ねました。
ダメだろう……ガラスだまはそう思っていました。
この宝石に出会えたチャンスに声をかけられた、それだけで満足しよう、とガラスだまが覚悟を決めていると……。
その宝石はガラスだまの差し出す宝石箱を見て、ふっと微笑みます。
不器用ながら必死に思いをこめて作った宝石箱……その宝石は宝石箱から、ガラスだまの必死の思いを感じ取ったようです。
その宝石は、清廉な笑みをガラスだまに見せると、スッと宝石箱の中に入っていきました。
ガラスだまは信じられない心地でその様子を見ていました。
しばらく呆然とした後、宝石箱を覗き込むと、憧れていた、とろけるような色合いの宝石が、宝石箱の中に納まっていました。
何度も目をこすって宝石箱を見直して、やっとやっとガラスだまは実感します。
……ああ、僕はついに憧れの宝石を手に入れることが出来たのだ……と。
待ち続ければ……願い続ければ、ひょんな偶然から、願いが叶う事もあるのだと。
喜びを噛み締めながら、ガラスだまはそう思ったのでした。
ずっとずっと探し続けて、求め続けて、それでも手に入れることは難しいだろうと思われる、高嶺の花のその宝石。
ガラスだまの元にあるのは、その宝石の写真のみ。
毎日飽かずに眺めては溜息をおとします。
……もしもこの宝石が手に入ったなら、と。
ある時、思わぬ事にその宝石と出会う機会を得ます。
しかし視界に入るその宝石を食い入るように見つつ、ガラスだまは悩みます。
果たしてその宝石を手にするだけの値が、自分にはあるのだろうか、と。
ガラスだまの手には、手作りの不恰好な宝石箱。
どう考えても、あの宝石にこの宝石箱は不釣合いです。
声をかけても断られるのが関の山。
でも……と悩むうちに、その宝石が視界から消えそうになります。
「待って!!!」
……と、ガラスだまは思わず声を張り上げていました。
その宝石はガラスだまの声に振り返ります。
声をかけたほうのガラスだまは、どうしてよいのか分からず、ただあたふたとするばかり。
その宝石はガラスだまのほうに歩み寄ってきました。
ガラスだまはどうしてよいか分からず、もうやぶれかぶれで自分の手の中にある宝石箱をさしだし、
「ぼ、僕の宝石箱に入ってもらえませんか!?」
そう勢いよく尋ねました。
ダメだろう……ガラスだまはそう思っていました。
この宝石に出会えたチャンスに声をかけられた、それだけで満足しよう、とガラスだまが覚悟を決めていると……。
その宝石はガラスだまの差し出す宝石箱を見て、ふっと微笑みます。
不器用ながら必死に思いをこめて作った宝石箱……その宝石は宝石箱から、ガラスだまの必死の思いを感じ取ったようです。
その宝石は、清廉な笑みをガラスだまに見せると、スッと宝石箱の中に入っていきました。
ガラスだまは信じられない心地でその様子を見ていました。
しばらく呆然とした後、宝石箱を覗き込むと、憧れていた、とろけるような色合いの宝石が、宝石箱の中に納まっていました。
何度も目をこすって宝石箱を見直して、やっとやっとガラスだまは実感します。
……ああ、僕はついに憧れの宝石を手に入れることが出来たのだ……と。
待ち続ければ……願い続ければ、ひょんな偶然から、願いが叶う事もあるのだと。
喜びを噛み締めながら、ガラスだまはそう思ったのでした。
< おめでとう、翡翠。 ありがとう、翡翠。 >
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うっかりドールにはまってしまい、ドールを購入する前からブログを開設;
今はドールに癒される日々を送っておりますv
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